Okinawa Beatbox Battle 2015を撮影してみて勉強になったこと。イベント撮影時の注意点など

昨日2015年5月23日、縁あってOkinawa Beatbox Battleというビートボックスのバトルイベントの撮影をさせていただきました。沖縄のビートボクサーの熱を感じられてこれからますます発展するイベント、シーンだと感じられた。

Okinawa Beatbox Battle 2015のポスター


今回書きたいのはイベント自体のことではなく、撮影を実際にしてみて感じたことや勉強になったことである。参考程度に読んでいただきたい。

こういったバトル形式のイベントを撮るのは初めてでした。他所で開催されいてるものを撮影した映像を事前に見ていたので、そのように撮ることを前提にものは用意していた。

今回はカメラマンの友人にも撮影を手伝ってもらって、さらに機材まで用意してもらっていた。本当にありがたい限りである。以下はそれぞれの機材構成。

-機材-

〈僕〉
・Canon ivis G20 (ビデオカメラ) ※先輩からの借り物
・Sony α7s(Tamron 28-75mm F2.8) バッテリー4個, DCカプラー
・ビデオ用三脚1本、スチール用三脚1本
・Tascam DR-07mk2

〈友人〉
・Sony α7s (レンズ,CANON EF16-35mm f2.8,CANON EF70-200mm F 2.8) バッテリー9個
・スチール用三脚1本

といった内容である。友人のレンズ構成のプロ具合・・・笑 先輩から借りたらしい。

イベント撮影になぜそんなへんちくりんな機材構成なのかと普通思われるかもしれないが、一個人が周りの協力を得て用意したことを留意していただきたい。

【機材配置】

まず機材配置だが恐らくスタンダードなもの。

会場でのカメラとレコーダーの配置
g20は定点でステージを後方から遠景で撮影。α7s2台はステージ左右に人員付きで配置。基本はこうであったが、α7sでは二人ともいろいろと動いて撮影していた。

ちなみに下の写真はステージから撮ったもの。ステージから向こう壁まで10-13mぐらい?だと思います。

Okinawa Beatbox Battle 2015。会場は北谷町美浜のMOD'Sというライブハウス。


【録音】

今回ビートボックスという音がメインのイベントであるので音を上手くとることは映像と同じもしくはそれ以上に重要なことであった。事前の相談ではLINE入力ではなく生の現場の音をそのまま録るという話であったが、現場でセッティングしていると状況が上手い具合に変わった。結果的にはLINE入力音も生の音も録音できた。

LINE入力音⇒G20の外部マイクへ
生の音⇒Tascam Dr-07mk2

会場音響セッティング時のマイクチェックの音を拾いながら、dr-07mk2は設定した。メーターを見ながらゲージ端に当たらないか入力音量を確認し、ローカットを切り、マイク向きはAB方式にした。

G20の音設定は全く行っていない。マイクLINE入力だったのでビデオカメラ側で自動調節してくれたように思う。

【撮影】

撮影に関しても割と良好だったと思った。もうちょっと望遠のレンズがあればよかったと思ったが、移動範囲が自由だったので特に問題点として残るようなものではなかったと現場では思っていた。

撮影後に気づいた大きな問題点が二つあります。

1つは、移動範囲が自由過ぎたのが仇となってしまったような結果かもしれない。これはイベント終了後、現場で一緒に撮影していた友人から聞いた。

結構バトルは画的には同じことの繰り返しだ。撮影としては単調になってくる。定点のビデオカメラがあるし、攻めて面白い画が撮れるほうがいいと思っていた節があったのと、単調な撮影の飽きがあったので基本的にいろいろな場所へ動いて撮影していた。

その中でイベント後半、僕はほとんどステージ上から撮影していた。これがいけなかった。現場では問題にならないが、マルチカメラの映像を使って編集するときに問題になるそうだ。

バトルというのは基本的に右と左に分かれてパフォーマンスしている。ステージ上、客と反対側から撮ってしまうと画面上では左右が入れ替わってしまうという問題である。

ステージ下から撮っていた映像画面では、Aさんが左、Bさんが右にいたとする。ステージに上がり裏から撮ると、Aさんが右、Bさんが左になってしまう。




映像としてつないだ時に、視聴者を混乱させてしまう可能性があるという。確かにそうだと思う。一人のパフォーマンス時などは問題ないだろうが、バトル形式のパフォーマンスではあまりすべきではないことだろう。

これは言われるまで全く気付かなかったことだが、よくよく考えればわかったかもしれない。この映像を見る人は映像作品を見たい人ではない。ビートボックスの大会を見たい人が見る。イベントを見やすい映像がベストなわけだ。

どちらかというと安定感のある映像を撮るべき。インサート用やトレイラー映像用ならまだしも、本編で使うような映像なら「かっこよく!」とか「オシャレに!」、「奇抜に!」は二の次三の次であるだろう。

2つ目の問題点は、素材を確認して気づく。定点でおいていたビデオカメラの設置環境である。映像を確認すると、ん!?なんだか振動している。画面にランダムブラーがかかるように振動しているのである。

一瞬ウーファーのせいか?と思ったが、おそらく違う。低音に合わせてぶれてはいない。これは三脚を置いた場所が悪かった。置いた場所は音響ブースの一角。外部の者が入ってこないので一番安全な場所であるのは確かだが、三脚の足を置いた場所が悪かった。

非常に見づらいボケた画像で申し訳ないが、左上にあるのがカメラでここが設置した音響ブースである
設置場所のスペースの制約から、ブースを仕切っている壁の上に三脚の足を2本乗せて養生テープで固定していた。

イベントが始まり、お客さんが入ってくる。立ち見客が出てくる。そうするとこの壁にもたれかかるようにして見る客もいるのである。

そうです。その振動がもろにカメラ伝わって映像が振動しているんじゃないかと。これは推測の域を出来ませんがそれ以外に原因が考えられません。三脚が軽かったのも追い打ちでした・・・(振動が伝わりやすい・・・)

設置をしている段階で気づくか、もしくは予選を撮影してデータをパソコンでチェックした際に気づくべきでしたが、映っているか音はどうかというチェックしかしなかった。

幸い3カメ体制で撮っていたので映像は編集で問題なく繋げるとは思います。ですが以後絶対に気を付けなければならないことだと思いました。

これらは2つは問題でしたが、致命傷ではなかったのでそれは幸いです。今後同じ失敗をしないとすれば長期的視点で考えればプラスです。

実はもう一つ軽い問題があって、それはバッテリー。バッテリー4個を持っていて。イベント終了時に4個目で残量が20%ぐらいであった。危ないですよね。友人は9個持っていたそう。野外とかだとそれぐらいないといけないかもしれません。

これには1つ言い訳をさせてください。DCカプラーも持参していてコンセントを使用できることも知っていましたので、バッテリー切れてもそれで撮影は可能でした。

長くなりましたが以上が今回の撮影で気づかされた、勉強になった点でした。

ちなみにOkinawa Beatbox Battle 2015の映像はDVDになるのかネット動画になるのか現時点では僕はわかりません。あしからず。


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