三線のカラクイが折れたので、爪切りのやすり+ハサミで削り、安全ピンで穴あけ

さかのぼること数か月前、三線を背負ってバイクに乗っていました。

その際に転倒してしまいました。大した怪我はなく幸いだったのですが、

背負っていた三線をケースごと激しく地面に叩きつけてしまいました。家に帰ってみると、

カラクイが強く押し込まれたようで、本体には少し亀裂が、カラクイは全く動かないという状態でした。

どうしていいか分からず、茫然としました。そこは沖縄ではなく、日本ですらない場所でした。

勿論三線を持って行って見せるところなどありはしません。

最悪なことに、カラクイを抜こうと力強くひねっていると、カラクイを折ってしまいました。

カラクイの先端はいまだ、はまったままでした。なんとかかんとか、カラクイの先端を取り出し、

新しいカラクイがあれば何とか使えそうな状態でしたが、替えなど持っていません。

どうしようと悩みましたが、カラクイを自作するしかない状態でした。思い立って、折れたカラクイを

削って新しいカラクイに加工することにしました。そして、ついに昨日やっと完成させました。

※加工の中だるみ期間があったので、ずいぶん時間がかかってしまいました。集中すれば2,3日で出来たことを・・・


使ったもの

何所でも、誰でもあるものを使って






















・爪切りのやすり
・はさみ
・安全ピン

手順

1.折れたカラクイのささくれ部分を削る

ちゃんとしたやすりを使えば楽でしたね・・・






















2.平らになった先端の中心を安全ピンで少し掘る。(削っている際に中心を認識するためのマーク)

3.無事なカラクイの形を見ながらひたすら近づける。
※最初ははさみの刃を立てて大胆に削り、細かい削りは爪切りのやすりでしました。

果てしない作業でした






















4.ある程度形になってきたら、三線本体に入れてみる。細かく削り調整しながらサイズ直し。
※最初にあまり多く削ってしまわないこと、大きいのは直せますが、小さいのは直せません。

5.しっかりと入るようになったら、回して円周に綺麗に跡がつくか確かめる。
※こすった跡がない場所は内面に触れてないということ、ちょっと凹んでいる。こすった跡のある場所を削ればOKです。

-ここで余談-

形状さえ出来ていれば、弦を押さえるようにして、カラクイの抜けの穴に入れれば調弦できないこともありません。僕は数か月それで三線を弾いていました。もちろんおすすめはしませんが・・・。

6.形状が出来たら、あとは安全ピンを使い弦を通す穴をあける。
※場所は適当に決めました。一方から削った方がいいのは明らかですが、僕は両サイドから空けました。

安全ピンでぐりぐり、指は痛くなるし、かなりタフな作業






















7.穴貫通後、弦の大きさに合わせて内部を拡張。

穴が貫通したときはうれしかったです。






















8.弦が通れば終了です。お疲れ様でした。

かなり短いカラクイになりました






















本来の修復の仕方

本来ならば以下のリンク先、動画のような手順を取るべきです。

カラクイの交換・削り方 from ちんだみ三線店


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